【医学部予備校講師が教える】医学部・数学が苦手な人のための勉強法まとめ!



医学部を目指す人に限らず、数学の勉強の仕方について調べてみた人は多いと思います。そして、皆異なることを言っていて困ってると感じている人も多いのではないでしょうか。それもそのはずです。数学が出来るようになる過程は人それぞれです。また、スタートするレベルによって違うし、目標とするレベルによっても変わります。

例えば、開成や灘、桜蔭などの超進学校に通う人の勉強をマネしてみても普通の人の学力は上がらないことは想像に難くないでしょう。彼、彼女らの理解力と記憶力はやはりすごいものがあります。例えば、こんな話があります。元首相の鳩山由紀夫には、鳩山邦夫という弟がいます。この方は筑波大付属高校を出て、現役で東大の文科一類に合格しています。そして、数学の勉強には参考書を使わなかったようです。分からないとこがあれば、本屋で立ち読みします。そして、その場で理解して、覚えて、使えるレベルになったようです。こんな人の勉強法は参考にならないですよね(笑)

 

また、本屋にいくと、「偏差値30台から〇〇大に受かった勉強法」のような本がありますが、これも眉唾物です。ただ全然勉強してなかった超進学校の生徒だけなのかもしれませんよね。ちょっと前に話題になったビリギャルはこのパターンです。「過去東大に入学した生徒がいない高校から~」も怪しいですよね。頭の良い人が、遠くにある進学校に通うのはめんどくさいから、近くの公立に通うなんて人の話はよく聞きます。

 

もし、「中学校時代に毎日 5 時間くらい勉強したけど、普通の模試で偏差値 50 程度しか取れず、高校で勉強法を変えたら東大や京大(医学部人間健康科学科を除く)に合格した」という人がいたら是非話を聞いてみたいです。ちなみに僕は一浪して神戸大学理学部数学科です。公立中学→私立高校で、高校の偏差値はこのサイトで 66 です。自称進学校の部類ですかね?おそらく皆さんと比べても同じくらいか、下の可能性が高いと思いますので、その意味では参考になると思っています。

 

前置きが長くなってしまいすみません。本題に入ります。番号をつけていますが、0 番から読む必要はありません。一応段階別に分けたつもりですが、気になったところから読んで下さい。また、一部内容が重複しています。それは各パートが明確に区別できるものではなく、微妙に重なり合っていることが原因です。ご了承下さい。

0.日本語を理解する

何をバカなことを言ってるんだ、とお叱りを受けそうですが、皆さんが思ってるより日本語を読めない人は多いです。AI VS. 教科書が読めない子どもたちの書評に書きましたので参考にして下さい。この本によると、読解力と学力には強い正の相関関係があるそうです。つまり、学力が高い生徒は読解力が高いということです。

 

自分の読解力を試してみたい方はこちらにアクセスして下さい。RST(リーディングスキルテスト)のサイトになります。ここでサンプル問題を解くことが出来ます。問題文が読めないのに、数学が出来るってことはありえません。特に確率の問題で、全然違うものを考えていた経験がある人は読解力をつけることを意識して勉強していく必要があります。

1.基本問題をインプットする&基礎力をつけることを意識して勉強する

基本と基礎を区別します。一般的な分け方ではありませんので気をつけて下さい。

基本:簡単なこと。基本が出来ているとは、教科書の例題などの簡単な問題が解けることを意味します。

基礎:原理のこと。基礎が出来ているとは、三角関数の定義を覚えていたり、積分で面積が求まる原理を理解していること。基本よりはるかに難しいです。

1.1 教科書を利用して基本問題を解けるようにする

まず最初はこの段階です。教科書の例題、章末問題がスラスラ解けるようにして下さい。なんとか解けるではダメです。私立医学部のような短時間で大量の問題を処理しないといけないような試験では、簡単なことは素早く出来ないとダメです。その為には何回か繰り返す必要があると思います。

 

この段階では、うんうん唸って考えて解く必要はありません。知らないと解けない問題も多いからです。解き方を覚えて、それがすぐに思い出せる訓練をして下さい。使うのは教科書+教科書ガイドです。問題集は使わない方が良いです。問題集は頻出問題に絞っていることが多く、そこが欠点になります。

 

例えば「オイラーの多面体定理」を扱っていない問題集があります(有名どころだと、基礎問題精講には載っていません)。入試でもほとんど出ません。しかし、聖マリアンナ医科大学で2017年に出題されました。このようなことがあるので、まずは教科書を使うべきです。

 

証明も出来る限り身につけましょう。ただし、証明を覚えるのが目的ではありません。証明に使うアイデアが他の問題を解く際のヒントになることがよくあるので、出来るだけ身につけてほしいと思います。ただし、最初から完璧にしようなんて思わないで下さい。難しいと感じたら印だけつけて飛ばしましょう。そして、レベルが上がったら戻ってきて証明にチャレンジして下さい。

 

このように教科書は何回も戻ってきて確認するものです。教科書に書いてあることが全て分かれば、偏差値70くらいは出ます(全統記述で)。逆に言えば、偏差値が70くらいにならないと教科書は完璧にならないでしょう。教科書は実は結構難しいのです。

 

4STEPなどの教科書傍用問題集は、教科書では問題が少ないなと思ったら使いましょう。全ての問題を解く必要はありません。例えば「教科書には平面の方程式のことが少ししか書いてないから、よくわからん。問題を解きながら理解を深めてみよう」と感じた時に使えばOKです。慣れるために使う意識です。

1.2 基礎力とは何か

こちらは判断が難しいです。体系的にチェックするのも困難です。具体例でいくつか基礎力を計ってみましょう。

問題1:\sin \theta の定義を知っているか?

問題2:弧度法の考え方を言えるか?例えば \pi = 180^\circ となる理由を言えるか?

問題3:2 次関数において、平方完成で最大値や最小値が求まる原理をわかっているか?

 

 

 

 

問題1:直角三角形の定義だけしか思い浮かばない人は基礎が不十分です。直角三角形を用いてしまうと \sin 90^\circ =1 が説明できません。通常は単位円を用いて定義します。

 

問題2:言えなかった人は教科書を読んで下さい。基本問題は定義を疎かにしていても解けます。しかし、確実に伸び悩みます。数学で(理科でも)最も重要なものは定義です。公式や解法なんて二の次です。

 

問題3:グラフが描けるから、と答えた人は基礎が不十分です。そう答える人に次のような問題を出すとほとんどの人が解けません。

①:z=(x-1)^2+(y+2)^2+3

②:z=-(x-1)^2+(y+2)^2+3

③:z=(x-1)^2-(y+2)^2+3

④:z=-(x-1)^2-(y+2)^2+3

この中で、最小値または最大値が求まるものを全て選べ。また、そのときの最大値または最小値を答えよ。

 

 

 

答は①が最小値 3 で④が最大 3 です。②と③は最大値も最小値も求まりません。分からない人は周りの人に聞いてみましょう。誰かと議論するのも数学には大切です。

1.3 基礎力をどうつけるのか

これが難しいです。正直、誰かに教えてもらうしかないと考えています。この意味で数学を基礎からきちんと扱ってくれる塾があれば入塾をオススメします。学校の先生が教えてくれるのが本来の高校教育なのですが…。逆に、基礎を扱わない塾なんて通う意味はないと思っています。問題をわかりやすく解説するだけなら参考書で十分です。

 

また、基礎は最初から身につくものではありません。勉強の段階が進んでから「あの時の〇〇はこういうことだったのか!」なんて事はよくありますし、よっぽど優秀な人以外はこれが普通です。何故だかよくわからないけど、数学には熟成期間が必要なのです。基礎力をつけるためには、普段から自分が理解できていないことを意識しておくことが重要です。

・この問題は解けるけど、この解法を選ぶ必然性は?(誘導がなかったら解けるのか?)

・微分と積分はなぜお互いに逆演算なのか?

・積分したらなぜ面積が求まるのか?

・極値ってなんだろう?

などなど、気になることは沢山あるはずです。これらの疑問を大事にしてください。1個解決するたびに視野が広がります。

1.4 間違いなくダメな勉強法

こうすれば良い、というのは断言できませんが、これは絶対ダメという例があったので伝えておきます。参考にして下さい。

反復試行の確率の問題で「4 回コインを投げて 2 回表が出る確率は?」という問題に対して

\displaystyle _4\rm{C}_2 \left(\frac{1}{2}\right)^2\left(\frac{1}{2}\right)^2

と正しい式を答えた人に対して「この\displaystyle _4\rm{C}_2   って何?」って聞いたら「 4 回中 2 回だから」答えました。

続けて僕が「なんで \displaystyle _4\rm{P}_2 じゃダメなの?」と聞くと「参考書にそう書いてあったから」と答えました。こんな勉強は何時間やっても無駄になる可能性が大です。なぜ、その式で良いのかを説明できるようになることは重要です。

2.標準問題をインプットする&引き続き基礎力の強化に努める

ここから先は人によって言うことがかなり異なります。僕がお伝えすることを信じるのもいいし、他の人が言ってることを信じるのでもいいです。こんなものに正解はないので、誰の言うことを信じるのかを自分で選択しましょう。キリスト教を信じるか仏教を信じるかの違いくらいしかないです。どちらも多少合っていて、どちらも多少間違っていることでしょう。

2.1 標準問題をインプットする

これもうんうん唸って考えるのではなく、まずは解法を覚えることに徹します。問題集はやはり標準的なら何でも良いのではないでしょうか。一応、オススメを上げておきます。

・東京出版「1対1対応の演習」

・啓林館「Focus Gold」の*3

・河合出版「文系の数学 実践力向上編」ⅡB までなので注意して下さい。

・Z 会出版「入試の核心 標準編」これは有名ですが、オススメしません。理由は下を読んで下さい。

2.2 標準問題のアウトプットの練習をする

「1対1対応の演習の演習題ってやった方がいいですか?」という質問をよくされます。個人的にはやった方が良いと思ってますが意見はかなり割れることと思います。中学受験を経験したり、超進学校の人たちはやらなくて良いと答えるような気がします。なぜなら、彼らは身につけた知識を運用することに長けており、しかも小学校からそういう訓練をしているから「例題が身についていたら似たような問題なんて出来るでしょ、普通」という感覚があるからだと思います。

 

(僕みたいな)凡人は、訓練あるのみです。使う道具は例題で示されているので、それをどうやったら使えるのか、どんな式変形をすれば良いかを考える訓練が必要です。その意味で演習題は解くべきだと思います。また、私立医学部入試は典型問題そのままではなく、ちょっと見た目が変えられていることが多いです(使う道具は典型的です)。なので、演習題を解くことに意味はあると考えています。

 

「1対1対応の演習」は問題の難易度と制限時間が書いてあるので非常に使いやすいです。演習問題のオススメの使い方は

・A 問題は全部解く

・B 問題は制限時間が 20 以内の問題をまずは解く。慣れてきたら 30 分以内の問題にチャレンジしてみる

・C 問題は余裕がある人だけやる。難しいです。入試では捨て問です。

・初見の時は制限時間× 2 までをタイムリミットとして考え続ける

このようにして、自分の手と頭で考える訓練を積んで下さい。そして、こういう訓練をしたいので、演習問題が全くない「入試の核心 標準編」はオススメしません。また、「1対1」の例題も全て必要かと問われれば、微妙だと思ってます。志望校を考慮してカスタマイズしてくれる人がいれば頼んでみて下さい。ここまでやれば、慶應、慈恵、日医、順天以外の医学部は対応できます。

 

3.考える道具を増やす

数学では「考えることが大事」とされています。この「考える」とはどういうことなのでしょうか。例えば、2.2 で書いたように、どうやったら道具が使える形になるのか?を試行錯誤するのは「考える」ことの一部です。そして、他の「考える」を挙げてみます。

3.1 図形的に考える

図形的に考えられないことがネックとなり、数学の実力が伸びない人は多いです。僕もそんな時期がありました。例えば、「図形の面積の最大値を求めよ」みたいな問題があった時に、「よし、図形の面積を文字を使って表して微分だ!」しか思いつかないと実力はなかなか伸びません。もちろん、その手法も大事なのですが、「図形的に考えたらどんな場合に最大になるのか、視覚的にわからないだろうか」という視点も必要です。

 

何でも計算(腕力)だけで片付けようとしては伸び悩んでしまいます。また、特に複素数平面では「この式は図形的などのようなことを意味しているのか?」を考えないといけないことが多いです。計算でゴリ押ししか出来ない人には厳しい分野です。

3.2 具体例で考えてみる&実験して規則性を探す

抽象的な問題だと、すぐにギブアップする人が沢山います。よく出来る人だって、抽象的な問題を見ると「うげっ」って思うのです。しかし、出来る人はそこからすぐにはギブアップしないのです。まず、具体的な数を入れてみます。そうすることで何をすべきなのかが見えることが多々あるのです。もちろん、それでも分からないものもありますが、その場合は捨てれば良いのです。抽象的なものを、具体例を通して法則や規則性を掴み、それを抽象的に解く。この手法はよく使います。

 

4.別解を身につける

数学の問題を解くとき、パッと問題を見て、やり方が沢山思い浮かぶ方が有利です。そして、その中で素早く解けるものを選んで解けば良いのです。一つしか思い浮かばないと、例えその方法が計算地獄であっても突き進まないといけないのですから計算ミスの確率が高くなります。また、難関大になると更に厳しくなります。いくつか方法が思いつく問題に対して、そのうちの 1 つでしか通れない問題を用意されたりします。特にマーク式だとそうなりやすいです。

 

これに対応するためには、普段から別解が載っていたら、それを身につけるようにするしかありません。問題を見る視点が増えるため、是非別解を身につけて欲しいのですが、なかなか精神的にきついと感じたりすることもあります。僕もそうでした(笑)解けた問題に対して、何をやっているかよくわからない別解を勉強するのって精神的にちょっときついですよね?しかし、数学の得点を安定させたり、難関大に対応するためにはどうしても必要な段階です。

5.偏差値について

模試の偏差値は気にしない方がいいです。もちろん、偏差値が低いのは問題です。以下でその理由を述べます。

5.1 模試で測っているもの

模試といえばほとんどの人が河合塾の全統模試を思い浮かべるかと思います。この模試で出題されるのは、ほとんどが典型問題です。よってこの模試では問題集などに載っている典型問題をどれだけ解けますか?を測っています。なので、このような模試で高い偏差値が出るというのは、典型問題に習熟していることを意味しています。

 

標準的な国公立を受ける人にとっては良い目安です。このような大学の数学の問題はほとんどが典型問題で構成されていますので。後はMARCHなどを受ける人にとっても良い目安になるのでしょうか。一方、私立の医学部医学科の数学の問題は、ほとんどが非典型的です。数少ない典型問題を確実に得点して、非典型問題でどれだけ得点できるかが勝負になるのです。

 

よって「偏差値が低い=典型問題が解けない」というのは困るのですが、高い偏差値が出ているからといって入試で高得点が取れる保証はないのです。

5.2 模試の偏差値をあげたい

そうは言っても偏差値にこだわってしまう人がいると思います。塾や予備校でも「偏差値を〇〇あげる」のようなことを標語にしているところがありますし。しかし、偏差値を上げるだけなら塾や予備校に通わない方が良いと思います。なぜなら、模試は典型問題の集まりだからです。そして、典型問題なら問題集を自分でどんどん解いていった方が効率的です。質問する場として、塾を利用するのはありだと思います。

 

問題集に関しては何でも良いのではないでしょうか。レイアウトの好き嫌いや、解説がどれくらい丁寧である必要があるのかは個人差があります。レベルは、ぱっと見で半分は解けるかな、と感じるくらいがちょうど良いです。この問題集をやる!と決めて最低 3 周は解いて下さい。そうすれば、少なくとも偏差値 60 は出せます。

5.3 記述模試の注意点

記述模試の採点基準はゆるゆるです。本番はもっとシビアに採点されると思っておいて下さい。模試はアルバイトが添削しますが、入試はプロの数学者が採点します。僕は数学科出身なのでゼミで身をもって体験しましたが、数学者は論理に非常に厳しいです。適当なことをするとボロクソに言われます(笑)なので、記述がある大学を受ける人は Z 会などで添削を受けても損はないと思います。

 

模試の採点がゆるゆるなのはクレーム対応がめんどくさいからという面もあるはずです(根拠はありません)。厳しくやってクレームが殺到するよりは点数をあげてしまった方が楽ですもんね(笑)

6.公立中学へ通うお子様をお持ちの保護者の方へ

高校受験の結果に固執せずに、長い目で子どもの成長を見守って下さい。

6.1 要望がきつい親、テクニックに走る塾

特に、地方の中学生向けの塾にありがちなのですが、高校受験しか見ていない指導をしてしまっていることが多いです。結果に拘って何が悪い?と思うかもしれませんが以下のような弊害があります。

保護者:何をしても良いから第一志望に入れたいと要望する

塾:それに応えようとして、テクニックを覚えさせることに走る

これは非常に危ないです。もちろん、親は「高校受験で失敗して惨めな思いをさせたくない」と思っているはずですし、地方ではどこの高校を出たか?が重要な問題であることは分かっています。それでも、あえて時間をかけて自分の頭で考えて問題を解く訓練をしてくれる塾に通わせないと、大学受験は突破できません。

 

特に高等部を持たない塾は危険です。絶対にダメってわけではありませんが、よくよく注意して下さい。テクニックに走って地域のトップ公立高校に合格したのに、自分の頭で考えることが出来ず、大学受験で失敗する人を嫌ってほど見ています。特に大阪は多い印象です。「平均して偏差値が〇〇あがる」とか「〇〇高校何人合格!」などの言葉は無視した方が良いです。教育内容で選んで下さい

6.2 テクニックは何故ダメなのか

テクニックと表現しましたが、具体的には「よく出るパターンを徹底的に覚えさせる」ということです。そして、反射で出来るようになるまで訓練します。確かに高校受験では有用です。公立高校受験なら、おそらく 100 パターンもないでしょうから。これを徹底的に訓練すれば高校受験は突破できるでしょう。

 

そんな子が高校生になった時に、数学に対してどう接するか?もちろん、パターンの暗記に走ります。中学生の頃の成功体験というのは中々抜けないものです。では、高校数学のパターンはどれくらいあるのか?一説には 3000 パターンと言われています。高校 3 年間は 1095 日しかありません。これを全部覚えるのは現実的ではないですよね。覚えるだけでなく、身につけることまでしないといけないのですから。

 

それに、どの参考書をやれば効率よく 3000 パターンを身につけられるのかわかりません。複数の参考書をやれば、当然重複するものが出てきてしまいますし、抜けも出ます。実は鉄緑会がこれをやっているという噂です(本当の所はわかりません)。超進学校の中学 1 年生を集めて、中1~高1までの 4 年間で高校数学の全てを網羅します。そして、高2と高3でインプットした知識を使えるようにします。そうすると、東大理Ⅲに 60 名くらい受かるような集団が出来上がります(笑)

6.3 高校受験時代にやること

高校受験の合格、不合格は気にしない方が良いと思っています。もちろん、経済的に公立じゃないとダメという人もいるかもしれませんが、それは受験校のレベルを落とせば良いだけの話です。

 

それよりも、ひたすら頭を使う訓練をするべきでしょう。中学数学で問題を解く道具は非常に少ないので頭を使う訓練に適しています。例えば、一次方程式の難しめの問題を 3 時間くらい考えてみる、とかです。もちろん、基本~標準問題が解けることは前提です。解けた解けない、は気にしなくて良いです。間違えたら、何故解けなかったのか?自分にはどんな視点が足りなかったのか?を考え、次に活かす。このようなことを早い時期から当たり前にすることをお勧めします。






11 COMMENTS

タカ

初めまして。突然申し訳ございません。医学部の再受験で数学の勉強に悩み、こちらのサイトに辿りつきました。勉強法や受験の考え方を参考にさせて頂いております。
記事を読み、教科書をもう一度やりなおし、定義等の確認をやり直さなければいけないと思っております。しかし教科書の出版社で数研や東京出版などがあり、また教科書もレベルが色々とあるのですが、どの教科書を使うと一番いいと思われますか?
お忙しいとは思いますが、ご教授頂けると幸いです。どうぞ宜しくお願いします。

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doctor-math-pass

タカ様

こんにちは。コメントありがとうございます。
教科書は数研出版をオススメします。ただ、数研出版でないとダメということはありません。文部科学省の検定を受けている教科書であれば、必要な知識は全て載っているはずだからです。その中で数研出版の教科書が最も難しいところまで載っていると言われています。

繰り返しになりますが、数研出版を選ばないといけないわけではありませんので気を付けて下さい。大事なのは、教科書を使いこむことです。

もしくは、長岡の教科書でも大丈夫です。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4010377054/mathpass-22/
音声がついているので、使いやすいようです。また、問題に解説がついているので、教科書ガイドを買わなくて良いという利点があります。
こちらを本屋で手にとってみて、使いにくそうだと感じたら教科書とガイドを買う、というのも良いかもしれません。

選択肢を増やしてしまい申し訳ございません。これが現在の私が最善だと考えていることです。

志望校が確定して、教えていただければ、その大学の数学について対策の記事を作れると思います。多少時間はかかってしまうと思いますが…。何かあればご連絡をお待ちしております。

医学部の再受験頑張って下さい。応援しております。

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タカ

ご返信頂きありがとうございます。また励ましの言葉もうれしく思います。
長岡の教科書は参考書だと思っていたので盲点でした。書店で確認してみます。ご返信を拝読させて頂き、教科書は数研出版の方がいいんだろうなと思いました。それで気に入らない場合を考え、再度数研出版のサイトを閲覧したのすが、レベルの上から順に数学シリーズ、高等学校数学シリーズ、新編数学シリーズという三種類がありました。教科書を見比べる事が出来ないので、素人考えで数学シリーズでいいのかなと思うのですが、どれもあまり変わらないのでしょうか?再度ご質問をさせて頂いて申し訳ございません。志望校なのですが、お恥ずかしながら島根大学を考えております。私立大学では無いの重々承知しており、かつ、ブログの主旨ともずれているのも承知しております。ただ数学の勉強方法を拝読させて頂き、国立大学志望でも先生のお知恵を借りる事が出来れば、道しるべになるのではないのかと思いコメントに書きこまさせて頂きました。
恐縮でございますが再度ご教授頂ければ幸いです。宜しくお願い致します。

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doctor-math-pass

数学シリーズで良いと思います。いわゆる進学校と呼ばれている所は全て数学シリーズを使っているはずです。高等学校シリーズは4STEPに対応していないので、レベルがかなり下がると思います。

島根大学ですね。承知しました。研究してみます。ただ、すぐには手をつけられなさそうなので、時間はかかってしまうと思います。ご了承下さい。
恥ずかしがる必要はありません、僕の学歴の方が恥ずかしいぐらいです(笑)医学部医学科はどこもかなり大変です。特に国公立はセンターがありますし。入るまでも入ってからも、自信を持って勉強を進めて下さい。

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タカ

了解いたしました。なるべく自信をもって勉強したいと思います。それでは長岡の教科書を書店で確認し、合わなければ数研出版の数学シリーズを買い、後は記事に書かれている通りに学習を進めて行きたいと思います。また島根大学の研究に時間を割かせてしまい申し訳なく思っておりますが、どのように学習を進めるのか非常にしりたいので楽しみにしております。今回丁寧にご教授頂き本当にありがとうございました。

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タカ

少し自分の学習法が不安になってしまいました。これからやって行こうと考えているを学習を記しますので、間違っていないかご確認頂ければ幸いです。
教科書(長岡の教科書or数研出版+ガイド)→入試数学の基礎徹底→一対一対応の数学→過去問とやって行こうと思います。4stepは問題集の冊子は手に入るのですが、解答集は手に入らず、また宅浪の為に聞ける方も居ないのでこの際省こうと考えております。何回もご質問をさせて頂き申し訳ございません。宜しくお願いします。

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doctor-math-pass

・お役に立てる記事が書けるかどうかわかりませんが、頑張ります。作成後に、もっとこういう情報が欲しいというのがございましたら、遠慮なく申し付けください。

・はい、それで大丈夫です。4STEPはやらなくて構いません。島根大学の過去問はパッと見は難しそうですが、合格最低点はあまり高くありません。1対1までやれば、合格最低点付近の点数(50~60%)くらいは取れると思います。頑張って下さい。1対1までやったのに取れない場合はご連絡下さい。

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タカ

何回もご回答いただき本当にありがとうございました。勉強を進めて行き、合格最低点が取れない場合またご連絡させて頂きます。

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タカ

先日は色々とご教授頂き本当にありがとうございました。その後長岡の教科書を購入し勉学に励んでおります。またお伺いしたことが出てきましたので、ご質問させて下さい。普通の教科書では章末問題がレベルA、レベルBと別れていると思うのですが、長岡の教科書では章末問題が問題レベル1、問題レベル2、問題レベル3と別れており、全てのレベルの出題元はセンター試験となっているのですが、全ての章のこれらを問題もきちんとこなして、基礎の徹底に進む方が宜しいでしょうか?それとも教科書の内容を一通りやり、次の教材である基礎の徹底をやり込んでから、復習で教科書に戻る時に章末問題をやる方法でもいいのでしょうか?初歩的な質問をさせて頂き申し訳ございません。宜しくお願いします。

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doctor-math-pass

章末問題は解いて下さい。その意義は2つです。
・その単元の知識が身についているかどうかを確認する
・センターレベルの問題で頭を使う練習をする

教科書の例題などはちょっと考えてわからなかったら答えを見てOKですが、章末問題は15分や20分を目途に考えて欲しいです。その際、教科書の該当ページに戻って知識を確認するのはOKです。むしろ推奨します。

何回やっても理解に苦しむ問題があれば、その問題は飛ばしても構いません。これらは教科書に戻ってきた時で良いと思います。

以上です。それでもまだ不明点がご連絡下さい。頑張ってください!

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タカ

お忙しい中ご返信頂き、本当にありがとうございます。納得致しました。他の教科書と章末問題の毛色が違い、扱いに苦心しておりました。書いて頂いた通りに進めて頑張って参ります。

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