私立医学部に合格するための数学の勉強法をご紹介します!

僕が思っている医学部合格に向けてどう勉強していけば良いかを書いてみます。対象者は再受験生や一念発起した高校生など、一から勉強し直さないといけない人たちです。数学の具体的な勉強法ではなく、どのようなチェックポイントを作って勉強していくか、についてのお話です。

私立医学部に合格するための数学の勉強法

全くの0から始めて、1年で私立医学部に合格するレベルに到達するのはほぼ無理です。どこかの予備校に説明を聞きにいって「うちなら大丈夫」と言われたら、その予備校には通わない方が良いでしょう。経営者は金の亡者です(たぶん)。英語や理科も考えると全くの0から始めた場合の数学の到達点はセンター試験で80%くらいでしょう。これ以上を目指すには1日15時間とか、普通の人では出来ない努力を続ける必要があります。僕だったら2ヶ月で廃人になる自信があります(笑)2年計画で頑張りましょう。

1年目の計画:センター利用を狙う

0から始めて数Ⅲまでやってたら、普通の人はどの単元も中途半端になります。それなら、いっそ数Ⅲは捨てましょう。もしくは、ごくごく簡単な参考書だけ完璧にしましょう。例えばマセマ出版の「初めから始める数学Ⅲ」などです。その代わり、ⅠAⅡBに最大限の時間をかけて、センター利用を狙いましょう。数学で80%取れれば、例年、1つの大学の一次試験くらいは通ります。英語と理科は最低でも85%は欲しいですが。もし事故で(?)トータル90%取れれば、確実にどこかしら通ります。一般入試で一次試験を通ることに比べたら、ハードルは遥かに低いです。

 

この方法のメリットは、基礎固めが出来ることです。何年受験してても基礎が全然出来ていない人は本当に沢山います。基礎が出来ていないから何年も浪人するのですが…。センター試験で80%取るには、基礎が身についてないとほぼ無理です。センターで80%を目標に頑張っていれば、必然的に基礎の訓練になります。なので、1年を無駄にすることがありません。ただ、注意しておかないといけないことがあります。それは、センターで80%以上とるためには、センター試験対策をしてるだけじゃ厳しいということです。標準問題を解く知識が揃っていないと80%はなかなか超えません。そして、標準問題を解く知識を揃えるのは1年じゃ厳しいでしょう。

1年目の計画:+αで金沢医科(後期)を狙う

数学、もしくは英語が好きで、ちょっとは出来るという人は金沢医科の後期を狙うのが良いと思います。金沢医科の後期の試験科目は英語と数学(ⅠAⅡB)のみです!しかも、レベルはあまり高くありません。センターよりは多少難しいが、他の私立医学部に比べたら簡単です。しかも合格最低点が70%です。これは狙わないわけにはいきません。むしろ、理科を1科目捨てて、金沢後期と帝京に賭けたって良いくらいです(笑)

1年目の計画:+αで帝京を狙う

どの科目もちょっとは知っているので、上積みが出来そうだという人は帝京大学医学部を+αで狙うのもありです。ただし、この場合も数Ⅲを深追いせずに、ⅠAⅡBを標準的な問題集まで仕上げることを目標にした方が良いです。標準的な問題集とは「1対1対応の演習」などです。他の問題集が良ければ、それで構いません。好きなレイアウトのものなど、やっていてストレスが少ないものを選びましょう。

 

なぜ、帝京大学なのかと言えば、入試科目が独特だからです。英語は必須で、残り2科目を以下から選択できるのです。

・数学(ⅠAⅡB)

・化学

・生物

・物理

・国語(現代文のみも可)

これだけで良いのです。英、数、理科、どれもセンターレベルを超えますが、一つのチェックポイントとして、このレベルを目指して勉強するのは効果的だと思います。ここまでくればセンターも満点を狙えます。例えば、英語、数学、生物は帝京で点数を取れるように標準的な問題集まで進める。一方、化学は苦手なので、センターで80%を割らない程度に仕上げておく。こんな感じです。これが出来れば、2年目は数Ⅲと化学に多くの時間を割くことが可能になります。

どうしても数Ⅲまでやりたい人は久留米大学を目指しましょう

毎年のように、以下のような声があがります。

・「数Ⅲを諦めずに色々な大学を受けたいんです」

・「(2年計画だが)今年数Ⅲをやらないのは不安です」

気持ちはわかります。ただ、今までずっとそれでやってきて、色々なことが中途半端で終わってしまい、次の年の初めに「君は基礎ができていない」って言われてきたんでしょ、と言いたいのです。言わずに我慢しますが(笑)

 

当たり前ですが、本来、浪人すれば成績は上がりますよね?だって、積み上げられるんですから。それなのに成績が上がらないのは、基礎部分が疎かだからです。そしてその原因は色々なことに手を出しているからです。東大や京大、阪大、東工大を除けば、数Ⅲは難しくありません。特に、私立の医学部では、上位4大学以外の数Ⅲは教科書レベルであることがほとんどです。逆に試験問題として難しいのはⅠAⅡBです。ⅠAⅡBをしっかりやっておけば後々楽なのです。

 

僕の生徒には、上記のことを伝えた上で、久留米大学で70%取れることを目標に頑張ろうと伝えます。久留米はⅠAⅡBⅢのどれをとっても教科書レベルです。久留米の問題が解けないようなら、他の大学はほぼ無理です。事前に「9月頃に過去問やってもらうから、それまでに教科書レベルを仕上げておいて」と言っておき、その結果を見て方向性を決定しています。皆さんも教科書レベルの学力のチェックポイントとして久留米大学の過去問を利用して下さい。そこら辺の模試受けるよりはよっぽど有意義です。

 

また、女子医の数学も簡単です。時間は少し短いですが、基本問題の確認にはうってつけです。

まとめ

・1年目はⅢは捨ててセンター利用を目指す。ここで基礎をしっかり固める

・ちょっと余裕があれば金沢医科後期を視野にいれる

・更に余裕があれば帝京大学医学部を視野にいれる

・Ⅲまでやりたい人は9月に久留米大学医学部の過去問をやってみて方向性を決めよう

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